ハゲの思い出

生活

健康寿命が気になりはじめた。

爺の脳裏に刻まれた懐かしい思い出。

記憶をたどってブログに書いている。

― 免許取得 ―

爺が高校3年生の頃のお話。

世に“軽免許”なるものが存在いていた。

お金持ちのボンボンは、

学校に車で登校できた時代。

当然ながら、

国鉄退職後の息子にはそんな余裕はない。

ハゲが免許を取ったのは大学卒業してからである。

卒業が不思議なことに1年遅れて、

この地に戻って土建業となったのは23歳。

仕事終わりに教習所に通ったことは覚えている。

“免許取るのに…車で来ちゃぁ…まずいでしょ”

“ですよね…気をつけます”

こんなセリフ…

聞いたような…聞かなかったような…。

ようやく取れた唯一資格。

ここからが大事な人生。

その頃交際していた人は、

すでに医療事務の仕事をしていた。

夕方5時過ぎ…急いでお迎えに行く爺。

医院の駐車場に横付けされる1台の車。

これぞ…愛車の“2トンダンプ”

先生も…不安を感じていたのだろうね…きっと。

助手席に…“よいしょ” って乗ってもらって…

本通りの喫茶店の前にドン。

二人してお茶して帰るのが日課。

駐車禁止も…お構えなしの時代。

なんか懐かしいよね。

あれから数十年。

その彼女に、

今も…朝・昼・晩と…

食事の世話をしてもらっている。

こんな話が聞こえると…怒られるよね。

内緒…ナイショ…あはは…。

カフェでお茶。

ちょっとルンルン…。

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