信州の学校で、
小学修身書なるものを買ってみた。
これがなかなか面白い。
昭和9~15年使用とある。
絵が多く文字が少ないので、
これは爺の勝手な想像である。
- 挿絵 -
・修身…自分の行いを正し、身をおさめととのえること。
1ページ。
江戸城から出てくる兵隊さんの列。
これはいったい何を教えたのだろう。
最初の絵からして、爺の脳にはピンとこない。
私は昭和27年生まれ。
小学校に入学したときには、
すでに“修身”という教科はなかった。
何度も書くが、
だらしない…インチキ児童だった俺である。
この歳になっても、
理解できないでいるのは…悲しいものがある。
・規則正しい生活
足並みを揃える動き。
学校教育において、
皆がいっしょに行動すること。
これって最近の社会で一番大切な気がするね。
・自由…心のままであること。
・個性…個人にそなわり、他の人はちがう、その個人にしかない性格、性質。
こんなことが主張される今日この頃。
皆と共に生きる価値観。
こりゃぁ…忘れられているような気がするね。
爺も…深く反省だな。

この歳で読むと
面白いのだが…
コメント