いろは歌留多―ろ

教育

【いろは歌留多―尾張(名古屋・大阪)編】

・ろ…六十の三つ子

・意味…老いると無邪気になること。

川柳…竹刀持ち怒り狂うも過去の人

こんな時代もあったよね。

川柳…学習塾は進学校に入れる仕事(こと)

いつからかな…。

こんな仕事がつまらなくなったのは…。

この仕事、もちろん大切。

大切ではあるが、駅前でいろんな人がやってくれている。

それなら俺は、別の仕事ができるんじゃない…。

いやいや、こっちの仕事は、俺じゃなきゃできないぞ。

こんな、くだらん自負が脳裏に……。

気がつけば、数十年…。

お陰様で、金には縁がなくなったけどね。(W)

そらりゃぁ、少しは優しくもなるよね。(W)

理解できない子に怒ってどうする。

最近は、笑顔が素敵な爺だよ。(W)

それより、どこがわからないのか、わからない子。

これが、なかなか、難しい。

聞いても、説明できない子との葛藤の山、山、山。

ずいぶんとなれたけどね。

1つずつ、一つずつ、ひとつずつ。

最近の出来事:一例。

・1個50円のみかんx個を買うとy円である。yをxの式で表せ。

答え:y=50x

これはできた。素晴らしい。

・3個100円のみかんx個を買うとy円である。yをxの式で表せ。

……?

どうした?

どこがわからん…?

……?

しばらくすると、

100÷3=33.333……

書けない…。謎の筆算…。

そうか、そうか、そこか。

1÷3=意地悪さ(W)

……?(面白くない…すまん、すまん。)

それは、分数で書け。いいか…。

100÷3=100/3 となる。

答え:y=100/3x

小学校高学年で算数嫌いだったかな。

確かに、あまりスッキリしない表現だよね。

中学生の文字式や比例式は理解していても、

現実は、小学校の分数でのつまずき。

これをどう評価するのか…。

一人ひとりを観察しながらの教育。

もう少し、時間くださいな。

こんな老いぼれ爺にもね…。

できない子が、

できたときの笑顔、いいよね。

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