水無月

生活

・俳句…寄植えの幼き枝や山椒の木

昨年の5月中旬。

街外れのスーパーの店頭で、山椒の木を購入した。

小さな木ではあるが、5本仕立ての鉢植え。

ここまで育てるのが大変だよね。

混み合っているので、すぐに植え替えかな…。

ひと手間必要なものだったが…。

妻の大好物でもあるので、お手伝いさせてもらうこととなった。

そして、1年後。

今年も同じ時季に、この店に…。

妻の足が入り口で止まっている。

何を真剣に見ているのか。

人間の記憶とは面白いものである。

条件反射。

池の鯉も、餌やりでこんな動作をするよね。

2鉢残っていて、どちらを選ぶか…悩んでいるようだ。

見れば、片方の木には、大きな幼虫が…。

手に取ると…ぎゃっ…と、一声。

買う鉢は、そこで決まった。

ここ数日。

バンドメンバーの帰省もあって、水やりを忘れたらしい。

早朝。

しばらくぶりのご対面。

あっ。やだっ。どうしよう…。

しなしなになってしまった彼の葉。

外に持ち出し、鉢が抜けるほどの水やりして見れば…。

翌日。

大丈夫だったと喜ぶ彼女。

来年は、もう少し山椒の葉摘みできるかな…。

今年も、もう少ししたら、

植え替えるかね。

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