ハゲの思い出

生活

健康寿命が気になりはじめた。

懐かしい思い出。

記憶をたどってブログを書いている。

― 学校給食 ―

・短歌…金茶碗脱脂粉乳コッペパン敗戦国の昭和の香り

令和の世。

教えている子どもたちに聞く。

“学校給食美味しい?”

“めちゃ、美味いよ”

そうなのか…。

この国の60年は様変わりしたものだな…。

私の頭の中に残る学校給食。

ボオッとした記憶のお話。

小・中学校、ともにでていたのかな…。

小学校だけだったような気がするが…。

中学校は牛乳(もどき)だけだったような…。

正直言って…あまり美味しいものだった記憶がない。

コッペパン。

蓋を開けるタイプの机の奥に…そっと突っ込んで帰る。

次の日も…また次の日も…。

このナイショは毎日続く。

しばらくすると、カビる…青いものが…ポツポツと…。

次の日の朝。

ねずみが持っていったか…すべてない。

そして、廊下に立たされる爺がそこにいる。

脱脂粉乳。

これが、なんとも…。

世の中に、これほどなものがあるのか…。

先生が…机の横で…“”美味しいです…げっ…”“もういいよ”

こんないじめが記憶の中に…。

怒られるのに慣れていたから…定かではないが…。

そんなな薄っすらとした…情景さえ、頭に浮かぶ始末…。

金属のお盆に、金属の食器だったような…。

♪金の茶碗に金の箸…お釈迦様でもあるまいし…

戦争直後の栄養不十分の子どもたちに…健康のためとばかりの…脱脂粉乳…。

大人になって、知った話だが…あれはいったい何だったのかな…。

それでも、身長178センチまでなんとか成長した爺。

今は171センチ…。7センチも腰が曲がったことになる。

まぁ、良くも悪くも…ありがたや…ありがたや…。

あはは…。

あまり美味しくなかったような…

そんな記憶だが…

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