自転車芸

生活

7月上旬。

早朝9時。

朝食を簡単に済ませて、いつものように隣町まで買い物にいく。

お気に入りのチキンカツが食べたくなると、この行動にでる。

ちょっとしたドライブになるので、妻はコーヒーを用意する。

馬鹿な爺に、いやとも言わずに付き合う妻。

感謝、感謝の、ありがとさん。

いざ、出発。片道1時間はかかるかな…。

信号待ち。この信号…必ずと言っていいほど止められる。

“おやっ?”

“すごいっ!”

・短歌…自転車でスルリと抜ける匠技空き家とばかり思っていたのに

二人して、素晴らしいものを見させてもらった。

ここ数年間、空き家だと思っていた家に…

自転車を乗ったままの男の人が…

玄関の扉をさっと開け…

器用にも…そのまま…入っていく。

誠に見事な離れ業である。

妻と二人で…顔を見合わせた。

いやいや…なんとも…一瞬の動作であった。

信号は青になる。

しばらくは、二人して、この話で盛り上がる。

チキンカツを買って、帰り道。

もう一度…なんて…思ったが…

流石に、二度は見られない芸。

お見事でした。

あはは…。

すごかったよ。

サッサッとね…。

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