・俳句…霜降の朝日染み入る渋き柿
干し柿作り。
数年前からの妻の趣味。
昨年は夏が暑すぎたのか、
渋柿が店頭にならぶ時季が大幅にズレた。
この頃になると、ソワソワしだす彼女。
近所の野菜直売所をいろいろ回って買い漁る。
宇都宮に遊びに行った帰りに見つけたのはデカかった。
手元に揃ったモノから練習しはじめる。
いくらか慣れた頃に…いただきものがドサッと届く。
生徒の親御さんからのおすそ分けには感謝感激。
さて、これを仕込むのが大変らしい。
嬉しそうな顔をしながら、毎日少しずつ…数個ずつ…。
物干し場が一変する。
洗濯物が隅に移り…狭き場所に彼らがドンと居座りだす。
この共存地帯は一定であるからして、互いの場は当然ながら狭くなる。
ひしめき合った生活は数日。
干された彼らは順次陽当りの場所へと点々とする。
見ている爺は面白い。
鳥よけの編みの中の彼らに…今日はここですか…と声をかける。
お陰様で…もう少し…日向ぼっこを楽しまさせていただきます。
ご苦労さまです。オキバリヤス。
朝のご挨拶も済んだので…畑の水やりが忙しい爺。
あと少しで初物に出会えるかな…。
あはは…。
干し柿。
美味いよね。
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