ハゲの思い出

生活

健康寿命が気になりはじめた。

爺の脳裏に刻まれた懐かしい思い出。

記憶をたどってブログに書いている。

― 桐生祭り ―

8月初旬。

年に1度の祭典。

田舎町の最大イベント。

“おふくろ浴衣作ってくれ”

“去年のがあるだろ”

“カッコ悪いよ”

“おまえは金食い虫だね”

“桐生音頭知らねぇのかよ”

♭:桐生着道楽男のおしゃれ…

当日の朝からソワソワが始まる。

夕方5時が待ち遠しい。

3時には浴衣に着替え…

家の前を行ったり来たり…時計の針はなかなか進まない。

こんな時間を勉強に費やせば…今の爺はいなかったのかも…。

いや待てよ…そうなると…この暮らしも別って…こりゃまずい。

“今晩は”

“来た来た…遅いよ”

“ごめん”

約束の時間より十分前である。

八木節。

輪に入って踊ること3日3晩。

田舎の青春…こんな時代もあったよね。

キッチンで夕食を作る人の背中を眺めながら…

薄笑いして…パソコンを打っている老爺。

あはは…懐かしい。

ずいぶんと長い暮らし

ありがとうございます

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