ハゲの思い出

生活

健康寿命が気になりはじめた。

爺の脳裏に刻まれた懐かしい思い出。

記憶をたどってブログに書いている。

― お使い3 ―

ハゲは小学校の頃、

桐生駅近くの長屋に住んでいた。

親が機関士だったので、

この位置の住居は最適だったのだろう。

呑兵衛親父の仕事がない日のお決まり行動。

夕方近くになると、奥の炬燵部屋で始まる友達との酒盛り。

しばらくすると、お袋に呼び出され、

一升瓶を持って、近くの酒屋までお使いに行かされた。

・川柳…夕闇に一人てくてくハゲたぬき

これは、不思議と兄貴ではなく俺の仕事。

こんな仕事しか能力がなかったのかもしれないが…。

跨線橋を北に渡ったところの角店。

あの頃は、まだ量り売りの時代だったのだろう。

酒屋に置いてある四角い枡。

この使い方がとても面白かったのを今でも時々思い出す。

今回は、そんな算数的なお遊びのお話。

仮に6合枡として考えることにしよう。

さて、今回は、

・2合

これも、ちょっと、考えるとできるかな。

まずは、3合。

そう、枡を斜めにして半分を樽に戻す。

枡に残っているのは、3合。

この残りから、昨日書いた、

1合の方法で、2合分を瓶に入れる。

これで良し、解ったかな…。

・4合

これも、先ほどと同じ。

まずは、3合を瓶に入れる。

次に1合のルールで、

2合分を樽に戻して、

残りの1合を瓶に注ぐと合計4合。

このように、

1つの枡で、

1~6合まですべて1回で量れる。

こんなことを親父の酒飲みから教わった。

これって、面白い指導だったよね。

あはは…。

三角錐、

円錐なんて

体積計算できるようになったかな。

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