ハゲの思い出

生活

健康寿命が気になりはじめた。

爺の脳裏に刻まれた懐かしい思い出。

記憶をたどってブログに書いている。

― 前ならえ ―

これもハゲがご幼少のときのお話。

毎週、月曜日の朝は朝礼。

広々とした校庭に、

1年生から6年生まで、

クラスごとに縦に1列、

キチンと並ぶことが大切な条件。

“前ならえ”

“なおれ”

延々と…この繰り返し作業。

背丈の順に並んでいたような…

そんな記憶があるのだが…

不思議といつも後ろのほうだった。

担任の先生が、前から確認作業をする。

時間をかけて…回ってくると…

子どもたちは…すでに飽きている。

“ほらっ、ちゃんと並んで…”

“前ならえ”

“ならんでるよ…うるせぇな”

講堂で並ぶ時や、

マイク使用がないときなどは、

いくぶん前に詰めることを良しとしたらしく、

“小さい前ならえ”

“……”

もはや馬鹿らしくてやってらんぇ…。

こうなると…先生のゲンコツが飛んでくる。

まぁ…いつの世も、

世間に合わせられない人は存在する。

古希+3になる。

“食事できたよ”

階下より妻の声。

“は~い、今行くよ”

今は素直に生きている。

逆らうことは、

命取りになるからな…あはは。

大人しく生きるってこと

できなかったのかな…

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