悦に入る

生活

入試によく出る慣用句。

覚えておくと良いかもしれない。

・悦に入る…心の中で大いに喜ぶ。

9月。

今年は恐ろしく暑い日々が続いたが…、

昨日、今日といくぶん穏やかになってきたようだ。

年に2回ほどの温泉地の旅。

今回は栃木県の鬼怒川温泉になった。

年金暮らしの老夫婦では、高い宿には泊まれない。

・川柳…お財布の中身気にして宿を取り

15時過ぎ無事到着。

妻を玄関先に下ろして、車を駐車場に移動する。

チェックインの手続きを終えた妻。

俺がロビーでくつろいでいると…、

何やら嬉しそうな足取りで歩いてくる。

“どうしたの?”

聞けば、“貸し切り風呂”が取れたとのこと。

“そうなの…”

あまり興味がないので返答に困っていたのだが…。

予約時間の17時。

ここから1時間半だそうである。

俺の風呂タイムは、平均10分前後。

そんなに長いこと風呂にはいないけどな…。

ブスブス言いながらも…、

彼女の後ろに付いて、テクテクと…。

・川柳…ジャブジャブとかけ流し湯にはしゃぐ爺

鍵を開けて…、

“これはいい…いいではないか…”

内湯と外湯。

夫婦二人では、まずまずの大きさ。

“お前は、向こう、俺は、こっち”

“飽きたぞ、今度は、俺そっち…”

好き勝手のお祭り状態。

とってもアホな…駄々っ子を演じられた…、

あっという間の1時間弱。

風呂上がり。

冷蔵庫には、冷たい水が2本ある。

裸のままで、椅子に腰掛け…、

とりあえずの涼。

これは思わぬプレゼント。

いいね、いいね。

妻に内緒の心の声だった。

馬鹿だね…。

あはは…。

ホント、アホだよね。

関西では、

“嬉しがり”って言ってたね。

rpt

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