-我が家-
・川柳…アルバムや当時を偲ぶ冬至かな
子供の頃の家の入り口。
細い路地を入っていくと、真っ黒な電柱が建っていた。
夏になると塗装が溶けてベトベトしていた。
Tシャツのまま、おっかかると…兄が真っ白な歯をむきだしに微笑む。
いつ頃だったのかな…。
おふくろが、兄の勉強が気になったのか…。
小さな庭を潰して、一部屋増築したのを覚えている。
彼は、あの頃から、音楽に夢中になったのかな…。
楽譜読める兄貴が羨ましかったよね。
俺、ギター借りても、コードしかわからなかったからな。
今も同じで、我がバンド内で読めないの俺だけかな…。
大学に入り、しばらくぶりに帰省すると、その家には家族がいない。
引っ越したらしい。
しかたなく、兄貴の友人の家にいって、新居を聞くこととなる。
しばらく…。
元気…。
家族仲は悪くもなかったけど…、こんな調子の俺だったのかな…。
仲良し感が一人だけズレていたのかもしれないね。
今は昔のことで…誰も聞く人がいないけどね…。
ゆず湯に入って、ぼっぉと一人の…お話かな…。
あははっ。
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懐かしいよね。
どこまでがほんとかな。
自分でもわからない…。
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