ハゲ16

生活

-我が家-

・川柳…アルバムや当時を偲ぶ冬至かな

子供の頃の家の入り口。

細い路地を入っていくと、真っ黒な電柱が建っていた。

夏になると塗装が溶けてベトベトしていた。

Tシャツのまま、おっかかると…兄が真っ白な歯をむきだしに微笑む。

いつ頃だったのかな…。

おふくろが、兄の勉強が気になったのか…。

小さな庭を潰して、一部屋増築したのを覚えている。

彼は、あの頃から、音楽に夢中になったのかな…。

楽譜読める兄貴が羨ましかったよね。

俺、ギター借りても、コードしかわからなかったからな。

今も同じで、我がバンド内で読めないの俺だけかな…。

大学に入り、しばらくぶりに帰省すると、その家には家族がいない。

引っ越したらしい。

しかたなく、兄貴の友人の家にいって、新居を聞くこととなる。

しばらく…。

元気…。

家族仲は悪くもなかったけど…、こんな調子の俺だったのかな…。

仲良し感が一人だけズレていたのかもしれないね。

今は昔のことで…誰も聞く人がいないけどね…。

ゆず湯に入って、ぼっぉと一人の…お話かな…。

あははっ。

懐かしいよね。

どこまでがほんとかな。

自分でもわからない…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました