ハゲの思い出

生活

健康寿命が気になりはじめた。

爺に刻まれた懐かしい思い出。

記憶をたどってブログに書いている。

-ダルマストーブ-

爺の時代の小学校。

寒い冬を乗り切る暖房器具がこれ。

ダルマストーブ。

教室の前の入り口近くに置かれた黒い奴。

煙突が長く教壇の上を横切っている。

確か、朝、日直が石炭を取りに行く。

黒くて、なんかおかしな格好したバケツがあったような気がする。

新聞とマッチで火をつけたのかな…。

子どもたちだけでそこまでやった覚えがあるが…どうだろう…。

イブすと大変。

部屋中、匂い出す。

一酸化炭素中毒なんてその頃はお構いなし…。

火が燃え始めるとめちゃくちゃ暖かい。

ストーブに向かって皆の手が一斉に伸びる。

その手にはあかぎれ…。

この手にはしもやけ…。

男の子の手はほとんど皆同じ。

風呂上がりに何やら怪しいピンク色した塗り薬。

嫌がる爺の手に騙し騙し…おふくろの手が動く。

クラスで一人二人は綺麗な手。

沈黙の理解。

お金持ちのお嬢さん…。

憧れのマドンナ誕生。

おかしな爺のおかしな思い出。

いい時代だったよね。 懐かしい…あはは…。

日直した覚えがないんだけどね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました