― イチゴ下痢? ―
4月。
18歳の4月。
少し出遅れしていた京都での大学生活。
体育会系の寮から始まり始まり…。
通訳なしの関西弁も、この1ヶ月でなんとかいけるか…。
5月のそんなある日。
窓から見える段々畑に赤い実が…。
これは、もしかして…。
真夜中に、バケツと懐中電灯を持って…。
友達3人で、イチゴ三昧の深夜飯。
美味い。美味い。
こんな食い方をしたことがない。
翌朝、体調の異変に気づくが…。
講義を受ける男子の不安定な腸の動作は、数分おきにご挨拶。
こりゃたまらん。
余分なことはするもんじゃない。
深く反省。
夕方。
授業を終えて、寮に戻ると、寮長さんからのお呼び出し…。
何かと思いながらも、訪れると…。
昨晩の行動が筒抜けになっている。
聞けば、こんなことをする新人は俺一人とのこと。
この1ッ月で、生徒の性格まで見抜くとはご立派。
深く反省。
仕方ない。1人とぼとぼ農家のおっさんのところでペコッ。
はじめての反省文なるものを1枚。
こんな、おとぼけが通じる時代も…昭和だね。
お粗末。イタタタっ。
![](https://hagechan.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_20221106_153754-150x150.jpg)
真面目な爺の
失敗体験。
ぺこっ。
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