“先生、ハイ”
“つくったの?”
“学校の調理実習で作った”
“すごいね!”
高校の調理実習って?こんなにすごいんだね。
感動だね。素晴らしい。
私は、進学校普通科出身。
41年も学習塾をしていると、これが当たり前のような気になっていた。
今も、本人を含め、多くの家族が、普通科を志望する。
今から、4年前、一人の男の子を農業高校に進学させた。
理由は、いくつかあったが、親族が農業に携わっていることが一番だった。
入学時に校長推薦図書の1冊を2人で読んだ。
私も自己流農業をやっているので、興味ある本であった。
彼の3年間の学内生活は、部活・海外農業体験・国内農業体験など様々であった。
もちろん、この塾でも、英検・数検・漢検と、夜遅くまで学び、挑戦の日々だった。
大学進学も、本人には失礼だが、数ランク上の学校へと合格していった。
現実と夢が、しっかりと視える教育。農業高校って素晴らしい。
3年間、彼と付き合って、そんな気持ちにさせられた。
今回は、そんな男の子の妹である。
兄の背中、見て育っているのかな?
今、まさに、彼女の勢いを感じる。
もちろん、多くの指導者が、しっかりと見える教育をしてくれているのだろう。
それは、3年間で深く感じた。
私も、頑張らないといけない。
そんな、“お土産”をいただいた。
美味かったね。ありがとうございました。
ハゲちゃんの自己流農業、2人から教えてもらう日々続くかな。

頑張っているね
若者に教えてもらっているね
コメント