健康寿命が気になりはじめた。
爺の脳裏に刻まれた懐かしい思い出。
記憶をたどってブログに書いている。
― お使い1 ―
ハゲは小学校の頃、
桐生駅近くの長屋に住んでいた。
親が機関士だったので、
この位置の住居は最適だったのだろう。
呑兵衛親父の仕事がない日のお決まり行動。
夕方近くになると、奥の炬燵部屋で始まる友達との酒盛り。
しばらくすると、お袋に呼び出され、
一升瓶を持って、近くの酒屋までお使いに行かされた。
・川柳…夕闇に一人てくてくハゲたぬき
これは、不思議と兄貴ではなく俺の仕事。
こんな仕事しか能力がなかったのかもしれないが…。
跨線橋を北に渡ったところの角店。
あの頃は、まだ量り売りの時代だったのだろう。
酒屋に置いてある四角い枡。
この使い方がとても面白かったのを今でも時々思い出す。
今回は、そんな算数的なお遊びのお話。
仮に6合枡として考えることにしよう。
・6合
これは、もっとも簡単。
悩む必要はまったくない。
樽からそのまま並々汲んで、
如雨露を使用し、瓶へと入れれば良い。
次は、
・3合
これも簡単。
さほど考えることもなかろう。
樽から汲んだ酒を、
底面の1辺を軸に、
斜めにして、半分瓶に入れれば良い。
出来たかな。
本日はここまで、
明日は、5合と1合のお話をすることにしよう。
![](https://hagechan.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_20221026_062947-150x150.jpg)
酒飲みの
ちょっと変わった思い出。
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