ハゲの思い出

生活

健康寿命が気になりはじめた。

爺の脳裏に刻まれた懐かしい思い出。

記憶をたどってブログに書いている。

― ゆず湯 ―

・川柳…長年の苦労が実るゆず湯かな

冬至。

ゆず湯。

湯船のわりに…デカい袋が入っている。

先日、買ってきた奴全部かな…。

ジャムにするのかと思っていたが…

面倒くさくなったらしい…聞いて怒られた。(ペコッ)

この風呂って…なんで入るのかな…今も不思議の一つだが…。

ハゲがご幼少の頃のお話。

基本…風呂が好きでなかった爺。

それでも、この日ばかりはしつこいオフクロ。

“なんでゆず湯入んだよ…”

“寒いからやだよ”

我が家は…長屋。

風呂の位置は…少し飛び出した裏手にあった。

数歩だったが…渡り廊下の隙間風がとても冷たい。

“桃栗3年…柿8年…”

“柚子の馬鹿めが18年”って言うんだよ。

“お前は譲(ゆずる)だろ”

“遅咲きなんだよ。長い年月がかかるんだよ。”

“いいから…早く入んな…”

この後の会話は嘘か…ホンマか…。

“誰がつけたんだよ…速に変えろ”

“知らないよ…もう遅いんだよ”

インチキ爺の思い出…どうでもいいな…あはは…。

兄貴と比べるから

いけないんだよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました