健康寿命が気になりはじめた。
爺の脳裏に刻まれた懐かしい思い出。
記憶をたどってブログに書いている。
― 継ぎ当て ―
爺は兄弟二人。
どういうわけか…次男として生まれた。
その頃の日本の常識を一つ。
新しい洋服は、決まって長男、長女。
次男、次女はその“お下がり”
その下に至っては、言うまでもない。
更に“お下がりのお下がり”。
こうして、日本経済は回っていた。
“継ぎ当て”
多くの子どもの服には、
“継ぎ当て”と称するものが見られた。
空いてしまった穴に、小布を当てて縫ったもの。
皆、そんな服だったから…
恥ずかしいって気持ちはおこらなかったね。
現代では“アップリケ”。
こんな単語も…すでに過去形か…ペコっ。
これに関して、今思うことの一つ。
もし、身長や…成長が逆転していたら…
この法則…どうだったのだろう…。
残念ながら…
兄貴も、そこそこの身長と体つきだった。
これを体験した人はいるのだろうが…。
残酷な人生観…描かずにすんだ爺。
兄弟仲もまずまずだったと思っている。
良かった…良かった…あはは…。

穴あいたまま
学校行った気がするよ。
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