ポッキーの日

生活

朝…寝起きの顔で…

床を…モジャモジャ…。

充電中の携帯を探す。

眼鏡していないので…

ゆっくりとした動作。

“あった…”

カレンダー…11月11日。

“ポッキーの日だ”

いつから言い出した…。

誰が俺に教えた…。

しばらくの間…犯人探し

生徒の顔が浮かばない。

毎年毎年…この日の朝…思うこと。

こんなに刷り込まれた情報…誰だ…。

見つからない…まぁ…いいか…。

昼過ぎ…近くのスーパーで、

スティック状の菓子を数箱購入。

ずいぶんと種類があるもんだな…。

茶色やら…ピンクやら…

緑色した奴もある…これは俺が食うか…。

なんかこれって…

毎年…生徒に配っているな…。

“今日…友達と食べたよ…”

“じゃぁ…いらないか…”

“そんな…ケチ…食べる…”

男の子は…嬉しそうな顔…見られない。

でも…しっかり食いやがる…。

授業の隙間に…こんな会話。

あと何回…できるのかな…あはは…。

どうでもいい記憶

老人の脳…そんなのばかりだね…

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