川柳…専門校君の笑顔と良きプリン
中学時代。
正直言って、さほど成績の良かったほうではなかった子。
食品に興味があるってことで、専門校への進学となった。
田舎でも、少なくなってきている、いわゆる農業高校である。
兄の成功例もあり、学校への信頼は、私も含め、問題なかったが、
学科が異なるのと、理系教科が気になってはいた。
されど、されど、この娘のファイトに驚かされた。
入学当時のテストでは、数学100点。
嬉しそうに持参した答案用紙は、完璧。
老人爺の思いの丈に沿った奴。
これほどまでの、聞く耳だったか。
嬉しい限りであった。
そんな娘が、新たなサークルに入ったらしい。
突然、授業もないのに、教室に現れて、
“先生、これ。”
前回もいただいたが、本日、2度目。
すごいことになっている。
見れば、美味しそうなプリン。
“隣に先生いるから、見せてあげて。”
先日、進路のことで、ちょっとしたアドバイスを行なった。
その御礼ってわけでもないのだろうが、私には、彼女の優しさが感じられた。
老人爺、こういうの弱いんだよね。ポロッ……。
帰宅後、妻と二人でいただいた。
ルンルン。
頑張ってね。若い力。
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老人爺。
いい経験させてもらっているね。
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