小雪で一句
・小雪や夜行列車の汽笛かな
親父が国鉄職員だったせいか、
線路近くに高校卒業まで住んでいた。
自宅を建てるときに、線路が近いことは、
妻に言われるまで、全く気にもならなかった。
最近、昼間、テレビの音が聞こえないときがある。
保線区の人手不足なのか、敷石の数が少ないのか、
親父のセリフが、気になる年齢になってきた。
夜、12時前には寝るようにしている。
両毛線の最終列車の通過音は、
布団に入って、うとうとしながら耳にする。
不思議と汽笛が鳴り響く日が、妙に気になる。
親父を思い出しての眠りなのかもしれない。
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老人力アップ。
夢なのかな?
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