川柳…お茶すすり月食覗く闇夜かな
夕方6時過ぎ。
妻は仕事で桐生校。
夜空が見えないとの連絡あり。
私は笠懸校。仕事も6時前に終わり。
ビデオカメラを持って庭にでた。
どこに月がある。ないではないか。
よくよく見ると、何やら怪しいのが……。
東の空に、かすかな光。
おぅッ、あれが月かな。
望遠鏡のつもりで、カメラを設置。
見える、見える。確かに月だ。
7時過ぎ。
寒い。やたら寒い。
しばらくして、妻が帰宅。
“見える?”
“うん、あれ!”
数十年目、子供が小さかった頃。
子供を寝かせた後、二人して、畑の中で、
そんな思いが、よみがえった。
寒い。寒い、寒い。
教室に戻り、お茶をいれて、
久々の闇夜のティータイム。
1台の車が駐車。
“何してるんですか?”友達の大きな声。
アホな夫婦かな。
次は80年後らしい……。
また…二人して…見られるかな……。
綺麗だったね。
また、見られるかな。
あはは……
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